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朝起きた時に頭痛がすることがあります。
頭痛薬を飲んでも聞かないことがありますがどうしてでしょうか。

起立性調節障害って、朝に頭痛が起こることはある?

朝、起きた後頭痛がすることがある人も結構います。
朝から起きれないという症状が起立性調節障害には多いのですが、無理やり起こすと頭が痛いということになるのです。

 

親は子供が頭が痛いというとまずは熱を計ってどうもなければ学校に行かせようとします。
最初は、頭がボーッとするだけですが、朝起きて立ち上がろうとしたら目まいがするだけではなく頭が痛いことに気が付く人もいます。

ほとんどの人が朝ぎりぎりまで寝てバタバタすることが多いのですが、そんな時頭が痛いと気分も落ち込みがちになります。

 

頭痛も低血圧の場合、ガンガンすることが多く、子供さんからしてみればかなりひどい頭痛の事もあるのです。
食欲が朝から出ないのも低血圧が原因の場合があります。

頭痛が朝から起こることでイライラして家族のちょっとした言葉でケンカになってしまったという事もあるのです。

 

学校に行きたくないから具合が悪いと言っているんだと勘違いしている場合も多く、さぼり癖だと決めつける親御さんもいます。
子供さんからしてみると本当に具合が悪いのにどうして判ってくれないのかという思いもあるはずです。

そんな子供さんに頭痛薬を飲ませて学校などに行かせる親御さんも多いです。
熱を計っても熱がでませんし、鼻水や咳といった風邪の症状もないので頭痛薬を飲ませて学校に行かせます。

 

しかし、子供さんは親御さんの勧めで頭痛薬を飲んでも頭痛が治ることはありません。

そもそも起立性調節障害や低血圧に、頭痛薬は効かない!

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朝からの頭痛は、起立性調節障害によることも考えられます。
毎日のように朝から頭痛がして頭痛薬が効かないようなら起立性調節障害を疑う必要があるのです。

なぜなら、その子供さんの頭痛は、血圧が原因だからです。
起立性調節障害の症状の中には、血圧が低いことによって起こる症状もたくさんあります。

 

起立性調節障害で朝に低血圧になり頭痛が起こりやすい状態になるというものがあります。
昼前位になると回復することがほとんどですが、朝からは血流が脳まで必要な栄養素を運んでいない為動きが鈍いのです。

また、血圧が低い為、脳に必要な血液がいかず、立ったり動いたりすることで立ちくらみなどになり頭痛がするのです。

 

血圧が朝は特に低い状態での頭痛の為、血圧が上がる昼前にならないと薬を飲んでも頭痛が治らないということがほとんどです。

頭痛薬も常用すると子供でも効かないことがあるので、早目に医師に相談して起立性調節障害であるということを自覚することが重要です。

 

起立性調節障害なので朝から頭痛がするという仕組みを理解すれば子供さんの不安も多少減るはずですし親も理解できます。
起立性調節障害の症状をきちんと理解してあげて子供の頭痛を軽減させる方法を変える必要があるのです。

起立性調節障害の頭痛を抑えるには

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子供さんが朝から起きれなかったり、頭が痛いと言ったり、せっかく朝食を作っても食べなかったりすると親はイライラします。

何で、起きれないのか食べないのかと思いがちですが、もしかしたら起立性調節障害という病気かもしれません。

 

起立性調節障害になると、血圧が朝から低くなってしまい起こしても起きれない状態ですし無理やり起こすと目まいや頭痛を起こします。

さらに、脳に必要な血液が行ってなくてボーっとしたり、食欲も血圧が正常の時より無い事が多いです。
また、以下のような症状も起立性調節障害の特徴です。

起立性調節障害の症状2

もし当てはまるようなことが何個もあるようならば起立性調節障害かもしれません。

起立性調節障害の詳しい話や治療方法については、以下の記事でご紹介しています。
ぜひ、読んでみてください。

⇒朝に頭痛がする、起立性調節障害の治し方とは?