4月のさわやかな時期なのに、体がだるく全く朝起きれないということがありますか。
特に、春から夏にかけての頃に、頭痛や吐き気によって朝起きれないので、学校や会社に遅刻してしまうという方が多くいます。
5月や6月、また7月くらいの時期が一番つらいので、周りからはこんな過ごしやすい季節なのに調子が悪いなんて信じられないと言われることもあるかもしれません。
こういった症状を経験しているのはあなただけではありません。
春の新学期なのに、なぜか朝起きれない…
ある高校二年生の女の子は、医学部を目指して猛勉強していますが、新学期のスタートあたりから朝起きられなくなり、最近では学校に行けない日もあります。
実は、中学校一年生の時から、朝の倦怠感や頭痛があり、立ちくらみもよくありました。
朝起きられないときもありましたが、なんとか起きて、無理矢理学校に行っていました。
そして、いざ学校に行って、友達と話して笑ったりしていると、体や頭がすっきりしてきて勉強にも集中することができていました。
しかし、いつも春の時期は体がだるくおなかが痛くなることもありました。
特に4月から7月にかけては最悪で、体が鉛のように重く、そのだるさが午前中の間ずっと続いてしまいます。
高校に入ってからはよりひどくなり、高校二年生になってからは、だるさと頭痛があまりにつらいので学校に行けないこともあります。
なんとか学校に行ったとしても、次の日はもう起きることができない状態です。
春や夏の時期は学校の朝礼で立っているだけでもめまいや立ちくらみがすることもありました。
医学部を目指しているので、午前も午後も学校にきちんと行って勉強しなくてはいけないのですが、それができないことにもどかしさを感じています。
親は、家でも勉強できるのだから、学校をやめて、午後から夜までみっちり家で勉強するのはどうかと提案しているそうです。
夏になると、午前中は起きられなくなる
中学校二年生の女の子は小学校の低学年の時から朝が起きられず、午前中はずっと吐き気がするという問題を抱えています。
特に、春から夏にかけての期間が一番つらく、朝にベッドから抜け出すのが本当に大変です。
血圧もかなり低く、上が80台で、調子が悪くなると60台まで下がってしまうことがあります。
そこまで血圧が低くなってしまうと、学校にも行けなくなり、お昼まで寝てしまうことがよくあるのです。
しかし、お昼ご飯を食べて少しすると、吐き気は消えて、元気になってきます。
夜などは、朝とは別人のように明るくなり、体も調子が良さそうです。
親が、体質を変えるには玄米が良いと聞いてきたので、毎日玄米を食べているのですが、どうしても4月から7月にかけては朝起きられなくなってしまいます。
しかも、毎日玄米を食べ続けているので、女の子も家族もちょっと玄米に飽きてきています。
こんな状態なので、いつも学年の最初の時期は成績が下がってしまうのが、本人の悩みです。
春や夏に起きれない原因は、起立性調節障害かも
あなたも、このエピソードにあるように春からの時期には朝起きにくいと言うことがありますか。
これにはどんな原因が考えられるのでしょうか。
例えば、生活習慣の乱れが原因になると言われることがよくあります。
特に、学生の場合は3月に長い一年の学校生活が終わったり、学校を卒業したりして、その開放感から春休みに大いに遊びすぎてしまうことがあります。
そのため、春休み中は夜更かしをしたり、朝寝坊をしたりして、普段とは全く違ったリズムで毎日を過ごしてしまうことがあるかもしれません。
そうすると、体が4月からの新学期のリズムになじむことができずに、朝起きられなくなってしまうことがあるのです。
しかし、あなたの場合は、4月だけではなくて上の二つのケースのように7月あたりまで調子の悪さが続くと言うことがありませんか?
また、夜早めに寝たとしても次の日に起きられないと言うことがあるでしょうか。
そのほかにも、以下のどれかの症状に心当たりはありませんか?
もし心当たりがあるのであれば、あなたは起立性調節障害の可能性があります。
起立性調節障害の詳しい話や治し方については以下の記事で詳しくご紹介しています。
しっかりと対策をすればスッキリと起きられるようになるので、ぜひ読んでみてください。