朝起きれない症状がある、起立性調節障害。
主に中学生や高校生がなる病気ですが、大人だって起立性調節障害になることもあります。
では、そんな起立性調節障害を治療するためには、病院の何科へ行けばよいのでしょう？
この記事で、ご紹介します。
起立性調節障害の治療は、病院の何科がいい？
もしかしたら自分の子供が起立性調節障害かもしれないと思った時、どの診療科に連れていけばいいのか迷うことがあります。
起立性調節障害は、小学生から高校生までの子供が主にかかる病気です。
小学生なら迷わず小児科に連れていくと思いますが、中学生や高校生、そしてになると小児科で良いのかと疑問に思います。
ここで判断を間違うと後で大変なことになることもあるので気を付けて下さい。
起立性調節障害かもしれないと思ったら間違いなく小児科です。
ぜなら、起立性調節障害は小児特有の病気だと言われているからです。
小児科の専門医は起立性調節障害の事も詳しく知っています。
起立性調節障害の子供を専門に診ている小児科医もいますので心配ならそのような病院を訪ねてみてください。
もし、予約して小児科に行かれる場合は、予約の電話をする時に起立性調節障害かもしれないということを一言伝えておくと良いです。
ここで内科などに行ってしまうと違う病名を付けられたり一過性のものと勘違いされることもあります。
投薬治療を行っても起立性調節障害の頭痛などは薬が効かないこともあります。
また、起立性調節障害で使われるような血圧の薬を出したがらない医師も小児科以外では見られます。
症状が起立性調節障害なのかもと思ったらできるだけ小児科に行って下さい。
中学生でも高校生でも大人でも、小児科へ行くべき理由…
中学生や高校生の子供は、病気をしても小児科が良いと言われますが起立性調節障害も同じくです。
ではなぜ小児科が良いのでしょうか。
小児科は、高校生までの子供特有の病気の専門知識を学んだ医師が在籍しているからです。
大人の病気と子供の病気では同じような症状でも違うという事が良くあるのです。
夜眠れなくて朝起きれないとかだと大人の場合不眠症を疑われますが、子供の場合は起立性調節障害を疑われます。
同じく、頭痛や吐き気、目まい等の場合大人だと貧血や低血圧も考えられますが子供だと起立性調節障害かもと思われるのです。
でも、これは小児科では普通でも内科では起立性調節障害ではないと思われることもあります。
違う病名だと効かない薬を飲んだりすることにもなりかねませんので気を付けて下さい。
本屋さんで起立性調節障害の本を見かけることがありますが、ほとんど著者は小児科の先生です。
つまり、起立性調節障害の専門は小児科という事になります。
起立性調節障害の本を出しているような先生は専門的ですので、できればそのような先生に診てもらうと間違いないです。
中には心療内科や精神科に子供さんを連れていくことがありますが、小児科に行くように言われることもあるのです。
朝起きれないけど、起立性調節障害かどうか不安な時は何科？
近くに良い小児科などが無く本当に起立性調節障害なのか怪しい時は、総合病院に行ってみるのも良いです。
総合病院には、必ずと言っていいほど小児科があります。
小児科にまずはかかって色々な検査をしてもらって下さい。
総合病院なら午前中という所も多いので早めに親御さんが受付して後から子供さんを連れに行っても良いです。
かなり待ち時間が長いこともありますが、信頼性の高いお医者さんがいる確率も上がるのです。
総合病院だと健康診断などを行っていることも多いので色々な検査が待ち時間も短く行えます。
家の近くの小児科だと血液検査の結果が２日後というのもありますので診断が早いのです。
また、症状が重かったり、他の科も受診した方が良いという診断があった場合でも総合病院ならスムーズにいきます。
いちいち診断書を書いてもらわなくても良いので診療費の節約にもなります。
とりあえず、起立性調節障害かわからないけど似たような症状が出ているという事を病院受付に伝えてみてください。
その時、小児科の受診を希望すると良いです。
混雑している場合、他の科の診療を勧められることもあるかもしれませんが、小児科が起立性調節障害の専門ですのでそちらにしてください。
病院に行かずに、できることもある
ちなみにですが、「起立性調節障害と診断されるよりもとにかく早く良くなりたい！」と思われるのでしたら、朝に起きれない私たち専用の栄養ドリンクもお勧めです。
ちなみに私の娘も不登校気味でしたが、今では朝に表情もだいぶ明るくなって、自分から学校に行ってくれる日も増えてきました。
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