あなたは朝の頭痛に悩まされると言うことはありますか。
しかも、毎朝ズキズキと締め付けられるように頭が痛み、ときには午前中の間ずっと頭痛が続いてしまうのです。
こんな状態が続いてしまうのでは、勉強にも集中できないですし、部活の朝練などにも参加することができなくなってしまいます。
しかし、このような症状に悩んでいるのはあなただけではありません。
頭痛で、朝起きれない…
ある中学2年生の男子は、夏休みが終わった後から、きちんと朝起きて支度をし、学校に行くことができなくなってしまいました。
親が毎日起こしに来て、最初のうちは体を揺すったりして優しく起こしてくれていましたが、最近では、いらいらして怒鳴って起こそうとされます。
自分でもなんとか起きたいと思うのですが、あまりに頭が痛くて、体を動かすことができないのです。
頭痛のことを親には説明するのですが、お昼が近くなってくると良くなり、午後は何の問題もないのでなかなか理解してもらえません。
夏休みの前までは何の問題もなく朝起きて、きちんと支度をして学校に出かけることができました。
しかも、委員会の仕事などで、ほかの生徒よりも早く学校に行って活動しなければいけないときも、ちゃんと起きることができていました。
ほかの友達をメールで起こしてあげるくらいに、朝起きるのは苦ではなかったのです。
しかし、夏休みが終わる頃から、朝の頭痛がひどくなり、夏休み明けからはズキズキと頭が割れるように痛んでしまいます。
ここ二週間ほどは、全く学校に行くことができていません。
午後は調子が回復するので、午後あたりから学校に行こうと思うのですが、友達や先生になんと言われるか考えるとなかなか気が乗りません。
頭痛で起き上がれなくなって、勉強に集中できない!
高校1年生のある女の子は、中学3年生の受験前の12月あたりからズキズキと痛む頭に悩まされてきました。
特に午前中の頭痛がひどく、頭の両方の側から締め付けられているかのように痛むのです。
最初は受験勉強を頑張りすぎているので体が疲れているのかなと思いました。
確かに、夜は遅くまで勉強していますし、塾の宿題もあり今までの学生生活の中でも一番忙しいかなと思いました。
ただ、学校の授業は3学期に入ると4時間で終わってしまうので、体がそんなに疲れているとは思いません。
それでも、頭痛はひどくなるばかりで、全く朝起きられなくなってしまいました。
こんな状況を親はある程度理解してくれるのですが、おばあちゃんはなかなか理解できず、不登校が始まっただの、サボり癖がついたんだなどいろいろときついことを言ってきます。
自分ではそんなことないと思うのですが、そうやって言われたり、実際に朝起きれずに学校に行けなかったりするときなどは、サボり癖がついてしまったのかなと思うこともあります。
なんとか高校の入試には受かりましたが、新しい学校生活が始まっても症状は続き、最近は遅刻してばっかりいます。
このように朝のひどい頭痛に悩まされている方たちはたくさんいますが、その原因はいったい何なのでしょうか。
朝起きれないほどの頭痛は、起立性調節障害が原因かも
最初の中学2年生の男の子のケースでは、低血圧という問題が考えられます。
低血圧というのは血圧の高い方の数値が100以下になるとつけられる症状の名前です。
低血圧だと疲れやすくなったり、朝なかなか起きられないといった症状が出たり、立ちくらみがしたり心臓がどきどきしたりするなどの症状が見られることもあります。
そして、これらの症状に加えて頭痛も出てくるのです。
また、二番目のケースでは、受験というストレスのかかる時期でしたので、それによるストレス性の頭痛が考えられます。
この場合は軽いうつ病とも言われ、心療内科に行くことや神経内科に行くことをすすめられることがあります。
しかし、あなたの場合は、夜になると寝付けないくらい元気になるということはありませんか。
実は上記の二つのケースでも、夕方は頭痛がすっかり消えて元気になり、夜は全く寝付けないという症状が見られていたのです。
また、以下のどれかの症状に心当たりはありませんか?
そうなると、起立性調節障害という病気の可能性があります。
起立性調節障害であればちゃんとした対策方法もあるので、きっと楽になれますよ!
詳しくは以下の記事を読んでみてください。