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朝になると、いつもだるくて起きられないということはありませんか。
頭がボーっとしていて、しんどい、だるい、体が重く感じたり、疲れていると思ったりすることがありますか。

そんなことが毎日続いてしまうと、だんだん学校に行けなくなる日が増えてきてしまいますよね。
でも、こんな経験をしているのはあなただけではないんですよ。

朝がしんどくて起きられない!きつい生活をおくる中学生

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ある中学生の女の子も毎朝、強い疲労感で起きられなくなったという悩みを抱えています。
彼女は朝どうしても起きられないために、毎日学校に遅刻してしまいます。

今は中学校3年生になったばかりなので、これから受験の準備をしなくてはいけない大切な時期なのですが、気持ちが焦ってもなかなか朝起きることができません。

 

こういった症状は小学校の高学年あたりから少しずつ見られるようになってきました。
遅刻して、授業に出られないときなどは、友達も授業のノートを見せてくれたり、メールで心配してくれたりするのですが、中には遅刻することをよく思わない友達もいます。

一時間目からグループで進めていかなければいけない課題があったりすると、みんなの足を引っ張ってしまいますし、自分が言いたいと思っていた意見を言うことができないこともあってつらく感じています。

 

毎朝すっきり起きることができる友達なんかは、夜更かしするから起きられないんだよとか、目覚ましをもっと増やしたらと言ってきます。

悪気があって言っているわけではないと思うんですが、なんか自分がだめな人間のような気がして気まずくなってしまいます。
夜は早めに寝るようにしているし、目覚ましも一個だけですが、大きな音が鳴るものを買うなど努力はしていますが、なかなか思うように起きられないのです。

 

どうしても、朝になると体が重くて、疲れ切っているように感じ起き上がることができません。

だるさと疲労感で本当に起きれないのに、誰にも理解されない…

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よくみんなはどうして朝起きられないかを考えてくれて、寝る時間や目覚ましのことをよかれと思って教えてくれたりしますが、人によっては、甘えているとか気合いが足りないとか言う人もいるようです。

ただ、彼女はそういう言葉を聞いてとても悲しくなってしまいます。
なぜなら、彼女の家のしつけは厳しく、昔から朝はきちんと決まった時間に起きるように教えられていましたし、誰かに起こしてもらうのではなく自分で起きることが大切なんだよと教えられていたからです。

 

でも朝に感じる疲労感があまりにひどくて、だんだん起きられなくなってきてしまったのです。
どんなに早く夜に寝ても、目覚ましを工夫しても、親に起こしてもらってもどうしても起きられないのです。

目は少し覚めるのですが、体がなかなか言うことをきかないのです。
中学3年生になると、この症状がさらにひどくなってきて、ほぼ毎日遅刻するようになってしまいました。

 

そうすると、受験の年と言うこともあって、親はあせりはじめ、そんなに学校に行きたくないなら、転校してもいいのよとか、誰かにいじめられているの、いやな先生でもいるのなどと真剣に心配するようになりました。

もちろん、学校の友達や先生に問題があるわけでもありませんし、むしろ学校生活は楽しんでいるほうでした。
こういった経験をすると自分の体に何が起きているのだろうと心配になります。

 

では、このようなケースの場合、どんな体の問題が考えられるのでしょうか。

朝しんどい、起きれない原因はこの病気かも

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受験が近づいている時期に、朝から疲労感があったり、体の重さやだるさを感じたりするのは副腎疲労という原因が考えられます。

この副腎疲労というのは強いストレスを感じたときに発症する病気で、ストレスで疲弊している脳を守るために必要なホルモンを肝臓が作り続けて、肝臓自体が疲れてくるという病気です。
いわゆる、ストレスによって体が根を上げてしまう病気です。

 

しかし、今回のエピソードのケースを見ると、この症状は受験のストレスがかかる前から、小学校の高学年のあたりから見られています。
もしかしたら、あなたもだいぶ前からこんな症状を抱えていると言うことはありませんか。

また、以下の症状のどれかに心当たりはありませんか?

起立性調節障害の症状2
そうだとしたら起立性調節障害かもしれません。
起立性調節障害波一時的なストレスとは関係なく起きる、体の病気だからです。

 

起立性調節障害であればちゃんと良くなる方法がありますよ^^
詳しくは以下の記事を読んでみてください。

⇒朝起きれない起立性調節障害の詳しい話はこちら