なかなか効く薬が少ないと言われている、起立性調節障害です。
でも、そんな起立性調節障害に効くと言われている漢方が、いくつかありますよ！
ツムラさんからも出ていますから、帰りに薬局で買うこともできます。
漢方薬は副作用も比較的少ないと言われていますから、ぜひ起立性調節障害の治療に使ってみてください。
ただし、漢方薬だけで起立性調節障害は治らないかも
結論から言うと漢方薬だけで起立性調節障害を完治させる事は出来ません。
漢方薬は体質改善や、辛い症状を緩和させる効果は期待できますが、医薬品とは違い即効性がありません。
効果を実感するまでには少し時間がかかりますし、人により体質や症状が異なるため、最適な処方を受ける事も大切です。
そもそも起立性調節障害の根本的な原因は、自律神経のバランスが崩れる事です。
自律神経は体全体のバランスを司る神経ですから、それが乱れると全身に影響が出ます。
主な原因はストレスとされていますが、ストレスを軽減できれば漢方薬の効果も実感しやすくなりますし、ストレスが軽減できない時は漢方薬を続けてもあまり効果を実感できなくなってしまいます。
従って漢方薬だけで起立性調節障害を治すのではなく、治療の一環として漢方薬を取り入れると考えておいたほうがいいかもしれません。
西洋医学では対応できない部分を、東洋医学で補うというイメージです。
個人差はありますが、実際に漢方薬を取り入れた事で、起立性調節障害の症状が軽減された、改善されたというケースは少なくありません。
起立性調節障害に効く漢方は、ツムラのこれ
実際に起立性調節障害の治療に使われた漢方薬と、どのような症状に使われたのかを紹介します。
自律神経のバランスが崩れると胃腸の機能が低下して、食べたものを上手く消化できなくなります。
食欲も落ちますが、食べても栄養を吸収できないため体力や抵抗力も落ちていきます。
こういう場合は、甘草、人参、黄耆、大棗という消化器の機能をサポートする漢方を使います。
消化器の機能を高める事ができれば、食べたものをきちんと消化して、栄養を吸収する力も高まりパワーが戻ります。
ストレスが強い時は、体調不良だけでなく気持ちが沈みがちです。
こういう場合は、厚朴、香附子、陳皮、柴胡などの漢方が有効です。
気の巡りを改善し、気持ちを落ち着かせる作用があります。
ストレスで気持ちが沈んでいる時は、血の巡りも悪くなっています。
こういう時には、当帰、芍薬、竜眼肉、熟地黄という補血作用がある漢方を使います。
血を増やす事で血流がよくなり、全身に新鮮な血が行き届けば細胞が活性化され、体の機能も徐々に回復していきます。
なんとなく調子が悪いというだけでもあまりいい気分になれませんが、体調が良ければ沈みがちな気持ちも多少改善されます。
どのような改善が見込めるのか？
漢方は症状や体質に合わせてその人にとって最適な処方ができるのがメリットです。
医薬品のように飲んで直ぐに効果が現れるという事はなく、漢方医学では気、血、水のバランスを整え健康な状態に導くという考え方をします。
気は生精神や神経系、血は血液やホルモンバランス、水はリンパ液や汗、尿など体に含まれる水分の事を表しています。
どれか一つでもバランスが崩れると、様々な症状を引き起こします。
漢方薬は病気を治療するというよりも、体のバランスを整え健康な状態に導くためのものと考えるとわかりやすいです。
起立性調節障害は自律神経のバランスが乱れる事で起こりますから、自律神経を安定させるために足りない物を補い、バランスを取り戻すために漢方薬を取り入れるのも理にかなっているのです。
漢方薬だけで起立性調節障害を治す事は難しくなりますが、治療に役立てる事はできます。
ただし医師により治療方針は異なりますから、最初から漢方薬を試すのではなく、運動療法や食事療法、生活習慣の改善からスタートする事も多いです。
起立性調節障害の治療に薬物療法という選択肢がありますが、漢方薬とは少し違う事、薬物療法は副作用などもあるため、誰にでも取り入れる治療法ではない事も知っておいてください。
ちなみにAmazonだと、薬局やドラッグストアの2~5割り引きで買えますし、早くて明日には飲み始められるのでお勧めです。
でも「起立性調節障害 専用のドリンク」もある
でもどうせなら、起立性調節障害のために作られたドリンクのほうが良いですよね。
以下のドリンクは、起立性調節障害のために作られたドリンクですよ。
