朝や午前中につらい貧血が起こって、朝起きれない…なんてことはありませんか?
朝から貧血で動けないなんて、一日の始まりもゲンナリしちゃいますよね。
しかもこの貧血、もし頻繁に毎日のように起こるなら、ある病気が原因かもしれません。
この記事で、朝の貧血の原因をご紹介します。
どうして、朝や午前中に貧血になるの?
毎朝起きる時、誰かに起こされても起きれなかったりアラームをかけていたのに寝坊したという経験がある方は多いです。
しかし、頻繁にこのようなことが続き、午前中いっぱい眠気が続いたり、目まいや立ちくらみ、だるさが多かったりするなら貧血かもしれません。
特に朝の貧血は、起床した時にヘモグロビン濃度が低くなっていて体が酸欠状態になるため、このような症状が起こるのです。
貧血の約7割が鉄欠乏性貧血と言われていて、鉄分不足によるものが多いです。
子供さんで、朝起きられない、朝から食欲がない、目まいや立ちくらみにより学校で倒れたことがあるなら貧血かもしれないのです。
貧血の場合、ほとんど朝から午前中が体調不良になり午後からは元気になる傾向があります。
貧血位で病院に行かなくても良いとお考えの方もいますが、貧血はあなどれない病気です。
とにかく貧血だと思ったら早目に貧血を改善する方法を試さなくてはならないのです。
もしかしたら、自分で貧血だと思い込んでいたけど低血圧だったり他の病気の可能性もありますので注意してください。
貧血は、朝起きれないだけじゃなく、体調不良の原因にも
貧血の人は朝起きるのが苦手という人も多いのですが、小学生から高校生までの子供さんは学校があるので起きなければなりません。
親御さんも学校に遅刻させないために一生懸命起こすのですが、返事はしても寝ているということもあるのです。
何とか起こして朝ご飯を食べさせようとしても貧血だと食欲が起きてすぐだと起こらない事が多いです。
特に女の子は、ダイエットなどで食事を抜いていたりすると朝から食べれなくなることも多いのです。
そうなるとますます貧血の症状が進みます。
やっとどうにかして学校の準備をして学校についても、頭がボーっとしていることが朝から午前中にかけて多いので集中力がないのです。
そのうえ、集会などで人がたくさんいるところで立ったり座ったりすると立ちくらみが起きて倒れることもあるのです。
実は、うちの子も同じような症状がありました。
私自身は、血圧が低いものの貧血の症状がよく判らず子供には朝から起きろ起きろと言って無理やり学校にやってました。
学校で集会の時、倒れて保健室で寝ていたということも何度かありました。
でも、学校から帰るととっても元気が良く夜も調子が良いのですがやっぱり朝起きられないという繰り返しだったんです。
貧血は放っておくと心臓にも負担をかけるので何かしら対策を取った方が良いのですが、私は何もしてやれてなかったです。
頻繁なつらい貧血、この病気が原因かも…
もしかしたら、お子さんが朝や午前中、貧血で調子が悪いのかもと思っている親御さんは食事を改善したりして貧血軽減を図ることがあります。
鉄分の多い野菜やレバーを食べさせたり、鉄のサプリメントやドリンクを飲ませたり色々と貧血に良いと言われることをされます。
しかし、食事を改善しても生活習慣を改善してもサプリやドリンクを飲ませても朝貧血を起こすならば起立性調節障害の可能性もあります。
起立性調節障害は、低血圧になる病気です。
貧血と低血圧は、朝起きれなかったり目まいがしたりなど症状が非常に似ているので判りづらいのが特徴です。
低血圧なのに鉄分をいくら体に補充したとしても症状が改善されないのは当たり前かもしれません。
起立性調節障害の場合、朝起きれない、食欲不振、頭痛や腹痛、体のだるさなども見られます。
貧血かどうかは、血液検査をすればすぐに判りますし、低血圧も血圧を計ればすぐに判ります。
なかなか子供が低血圧などと考える親も少ないので起立性調節障害に気が付かないこともあるのです。
ちなみに起立性調節障害には以下のような症状もあるので、もし貧血以外に1つでも当てはまった場合には、起立性調節障害を疑ったほうが良いかもしれませんね。
起立性調節障害の詳しい話や治療方法は以下の記事でご紹介しています。
かんたんな対策方法もあるので、ぜひ読んでみてください。