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朝起きて鏡を見ると、顔色が悪く、白いことはありませんか?
もしかしたら、親や友達から顔に「血の気がないね」とか「顔色が悪いね」と言われることも多いかもしれません。

ただ、見た目の顔色が悪いだけならいいのですが…。
「朝になかなか起きられない」とか「頭痛・腹痛・吐き気がある」などの体調不良がある場合、それはある病気かもしれないんです。

寝起きは顔色が、いつも白い…

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4月から中学校2年生になる女の子は、朝起きられなくなったり、顔色が悪くなったりするのがここ2ヶ月くらい続いています。

いろいろと努力をしているのですが、朝の倦怠感と顔色の悪さはどうしても改善されません。
前から、顔色が悪く青白いと言われることはありました。

 

友達と通学しているときに、目が合うと、ねぇ本当に大丈夫その顔色、と聞かれることも何回かありましたし、学校に行って授業が始まると先生から、おまえ顔が真っ青だけど生きているかと半分冗談を言いながら心配されることがありました。

確かに自分でも顔色が悪いなと思うこともありましたが、給食を食べて少しすると体がぽかぽかしてきて、顔色も良くなっていました。
ただ、最近はなかなか体がすっきりしません。

 

特に、朝は体がだるく起き上がることができない状態が続いています。
そして、お風呂に入っていると具合が悪くなったり、一度は気絶してしまったりもしました。

そのときは、親も心配して家族中大騒ぎになりましたが、そんなに頻繁にあるわけではないので、そのときは、のぼせたんだろうと言うことで終わりました。
しかし、だんだんと朝のだるさがひどくなってくると、お風呂で意識が遠のいてしまう頻度も高くなってきました。

 

朝の顔色はいつも悪く、ふらふらしてしまい、きちんと起き上がることができるのが10時くらいだったり、ひどいときは13時くらいになってしまうこともあります。
もう二ヶ月もこんな状態なのでなんとかしたいと思っています。

朝は顔色が悪い。それだけじゃなく、なぜか起きられない…

高校一年生の男の子は、中学一年生の頃から朝起きにくくなり、顔色が青白いねとよく言われるようになりました。

 

それでも、中学校の頃はなんとか朝起きたり、遅刻しても1時限目に間に合ったりしていました。
午後になると調子も良くなるので、バスケットボール部の部活も熱心にすることができていました。

午後の部活は何時まででも苦になりませんでしたし、先生に志願して居残り練習をしたりもしていましたが、朝の練習だけはなかなか出ることができませんでした。

 

朝練があるときは、普段より早めに夜は寝るようにしていたのですが、次の日の朝になるとめまいがしてしまい、どうしても出かけることができませんでした。

それでも、中学の先生は状況をわかってくれ、責めることはなかったのですが、高校に入ると先生たちはそこまで理解してくれるわけではありません。

 

午前中は顔色が悪く、なかなか体が温まらないんだと説明しても、もう少し頑張れるんじゃないかと言われてしまいます。

寝起きに顔色が悪い原因は、低血圧じゃないくて?

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一般的には、こういった朝に顔色が悪い場合には血流に問題があると考えられます。
お医者さんによっては脳血管異常と診断することがあるかもしれません。

脳血管異常の病気にはいくつかありますが、よく耳にするのがもやもや病です。
これは、5歳から10歳の子供に発症しやすい病気と言われ、ウィリス動脈輪閉塞症とも言われることがあります。

 

原因が全くわかっていない脳血流障害の病気で、ときには過呼吸や発作などを引き起こすことがあります。
または、てんかんも顔色が極端に悪くなることがあることから、てんかんの傾向があるのではないかと診断されることもあります。

てんかんの場合は治療が難しく、薬を飲んでも発症してしまうことがありますし、原因が脳のいろいろな部分と考えられているので、適切な治療方法を探すのに時間がかかってしまいます。

 

ただ、あなたの場合は、顔色の悪さや朝起きにくいことに加えて、食欲がなくなったり、夜寝付けない、または朝は特にいらいらするといった症状はありませんか。

また、以下のどれかの症状に心当たりはありませんか?

起立性調節障害の症状2

そういった別の症状も見られるのであれば、起立性調節障害なのかもしれません。

 

起立性調節障害であれば簡単に対策する方法がありますから、意外と簡単に楽になる方法もあります。
詳しくは以下の記事でご紹介しているので、良ければ読んでみてください。

⇒朝に調子が悪い「起立性調節障害」の詳しい話はこちら