一般的には、朝は朝ご飯を食べたほうが良いと言われていますよね。
でも中には、朝起きても食欲不振、胃もたれ、胃の調子が悪い、気持ち悪い、吐き気などを感じて、何も食べられない人もいます。
もし上の症状に合わせて”朝起きれない”などの症状がある場合、もしかすると病気かもしれません。
この記事で、ご紹介しますね。
朝はいつも食欲不振で、何も食べられない
ある小学6年生の男の子は、毎朝食欲不振と吐き気に苦しんでおり、時折おなかもかなり痛くなってしまいます。
そういった症状が最近続いていて、ときには学校に行けないときもあるのです。
血圧の問題かと保健の先生に言われ、保健室で血圧を測ってみましたが、血圧は少し低いものの比較的正常だと言われました。
最近は、食欲不振に加えて、めまいも見られるようになってきています。
このめまいも強いものではなく、目の焦点が少し合わなくなったなあと思うと、視界が狭くなり頭痛がしてくるのです。
朝起きようとするときにこの症状がよく出るので、なかなか学校に行く支度を早めに済ませることができません。
7時には起きようと思うのですが、親に起こされてから横になったままで30分が過ぎてしまい、なんとかベッドの横に座ることはできてもそれから10分以上は立ち上がることができません。
体を動かすと吐き気がひどいですし、胃がもたれているような感じがするのです。
思い切って学校を休むと、午前中の間は全くおなかが空かず、午後になると胃がすっきりしてきます。
朝起きると胃もたれで、気持ち悪い…
胃もたれは大人がなるものだと思っていますが、子供でも胃もたれを感じることがあります。
小学4年生の女の子は、2年生の頃から胃が気持ち悪い、いわゆる胃もたれの症状を抱えています。
あまりに胃の調子が悪いので、朝起きることができず、なんとか学校に行っても給食を食べることができません。
胃もたれが午前中いっぱい続き、食欲がないのです。
先生や友達も心配して、給食の果物だけとか、味噌汁だけでも食べてみたらと言うのですが、どうしても胃が気持ち悪くて食べることができないのです。
本人も、食べたいと思いますし、大好物のイチゴが出るときなどは絶対に食べたいと思うのですが、お腹が空かないだけではなくどうしても気持ちが悪くて食べられないのだそうです。
そんな日は、家に帰って泣いてしまうことがありますが、親が夜にイチゴを出してくれると、その頃には胃の状態も回復しているので、ちゃんと食べることができます。
いずれにしても、この胃の調子の悪さのために、朝起きづらいというのは変わらないので、この問題は彼女を悩ませています。
子供が朝、胃の調子が悪い理由は、この病気かも…
・子供の胃腸炎なのか
こういったケースを見てみると自分の症状も似たようなところがありますか。
そうすると、原因として一般的には胃腸炎を疑うことになります。
もちろん検査をしても子供に胃腸炎の場合はほとんど胃の組織や粘膜には異常が見られません。
なぜなら、この胃腸炎はストレスから来ているものだからです。
家庭の中で親の仲が悪かったり、愛情を示されていなかったりするとそのストレスで胃腸炎になってしまうことがありますし、学校の勉強で完璧主義になったり、競争心が強く、何が何でも一番にならないと気が済まない性格だと、少しでもうまくいかなくなるとストレスになってしまい、胃腸炎になってしまうのです。
こういったストレス性の胃腸炎には慢性的な腹痛の症状も現れることがあり、子供は毎日なんとなくおなかが痛いような気がすると言って申告してくることがあります。
この症例はとても多く、日本人の8人に一人はかかっていると割れており、不登校の子供にもよく見られる症状となっています。
しかし、食欲不振や胃もたれ、さらにはおなかがすかないといった症状に加えて、頭痛やめまいを伴うとしたらどうでしょうか。
胃腸だけの問題ではないと言えるでしょう。
そういったときに考えることができるのは、成長期の子供に多く発症すると言われている、起立性調節障害と言えるかもしれません。
以下のような症状にも心当たりがあるのであれば、その可能性がかなり高くなります。
そして起立性調節障害であれば、ちゃんとした対策方法がありますよ^^
詳しくは、以下の記事をお読みください。