何か病気にかかった時に、役に立つのが薬ですよね。
実は起立性調節障害にも、治療薬はあります。
ただ色々と問題もあるので、この記事でご紹介しますね。
最後には、市販のものもご紹介します。
起立性調節障害は、薬を飲めば治る？
起立性機能障害は、朝起きれなかったり頭痛や肩コリ立ちくらみなど様々な症状が起こる病気です。
仮病と勘違いされる症状が多く、子供本人は本当に具合が悪いのに学校に行きたくないからではなど親から思われる事もあります。
この病気で病院に行くと薬物療法を治療で用いる事があります。
起立性機能障害の治療では、説得療法や薬を使わない治療を行います。
これは、起立性機能障害が仮病だと思って親も子も不安になっている事が多いからです。
きちんと病気だという事が判れば、親も子も納得して治療することができるのです。
特に軽い起立性機能障害の場合、この薬を使わない治療法でかなり改善したりすることがあります。
起立性機能障害の症状が重い場合は、説得療法などをしたうえで薬物療法に入ります。
起立性機能障害では低血圧になる為、血圧を上げる薬や高血圧の薬を処方される事もあります。
頭痛がするからといって頭痛薬を飲んでも効かないです。
起立性調節障害だけのお薬というのは今の所ありませんが、症状を改善するお薬は医師の判断で処方されます。
飲み方を間違えると具合が悪くなる事もあるので親も子もきちんと薬の飲み方の使用法を聞いておくようにして下さい。
起立性調節障害、低血圧の治療薬の副作用
起立性機能障害の薬は、血圧系のものが多く大人もそうですが子供の場合でも副作用がでることがあります。
起立性機能障害の薬の副作用としては、頭痛やめまい、だるさ、血圧が下がり過ぎる、吐き気、嘔吐、ほてりや食欲不振などがあります。
他にも薬によってはぜんそくが起こるケースもあり、気管支喘息の人は飲めないお薬もあります。
起立性機能障害の場合、症状にもよりますが、子供ですから大人は最初仮病や精神的問題を心配します。
しかし、起立性機能障害は病気ですので薬での治療が必要な場合もあるのです。
起立性機能障害の症状が重い場合は、通常の社会生活が薬を飲まないとできない状況もあります。
本当は、医師も親も副作用があるような薬は、子供に飲ませたくないのが本音だと思います。
軽い症状しか出ない場合は、親や子の心のケアや生活習慣の改善でかなり良くなることもあります。
しかし、なかなか精神的な面だけでは症状が改善しないことも多く、学校等に行けなくなるケースもあるのです。
一般的な社会生活ができないと子供の将来にもかなり深刻なダメージを与えることになります。
副作用が出ない様に起立性機能障害の薬を上手に使えば学校生活も普通に通っている人もいるのです。
薬と一緒に、治療のためにできることは…
起立性調節障害の薬物治療は、副作用などの危険性があるため親御さんの中には投薬治療を嫌がる人もいます。
では起立性調節障害の薬以外の治療とはどのようなものがあるのでしょうか。
まずは、医師が起立性調節障害の詳しい症状などを親と患者である子供に説明します。
起立性調節障害を子供の仮病だと思い込んでいる親も多いので、そうではないということと子供には心に傷ができていることがあるのでケアをします。
また、学校の教師にもきちんと病気の事を理解するよう伝えることが大切なので親に学校とのやり取りを行うことを指示することもあります。
そのうえで、まずは生活面から時間を守る生活を行うよう指導していきます。
このような心のケアで起立性調節障害がかなり回復した子供もいます。
起立性調節障害の子供は、夜型の生活になっていることも多いので生活リズムを取り戻すため早寝早起きをさせます。
なかなか最初のうちは起立性調節障害の症状で朝起きれない事が多いのですが、あきらめずに続けることが肝心です。
朝起きたら太陽光をしっかり浴びるようにするだけでも体内時計がリセットされ有効です。
食事は、できるだけ塩分を抑え、水分を１．５リットル以上飲むようにします。
このような薬以外の治療を色々行っても改善しない場合は、やはり副作用があっても薬物治療を行うこともあります。
市販で、私たち専用のドリンクもある
ちなみに最近では、朝つらい私たち専用の栄養ドリンクもあります。
私の娘も起立性調節障害なので飲ませていますが、朝も表情が明るくなって、自分から学校に行ってくれる日も増えてきました。
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