起立性調節障害は、主に小学生から中学生、高校生に見られる病気です。
でも、多くの方が大学生になっても、起立性調節障害に悩まされているんですよね。
そんな話を聞くと、はたして
- 大学受験は、どうしたらいいのか
- 起立性調節障害でも、大学に進学していいのか
- 朝起きれないし、一人暮らしだし、大丈夫か
など、色々不安になると思います。
そこでこの記事では、起立性調節障害の大学生活はどういったものなのか、ご紹介します。
大学受験に迷っている人、一人暮らしが不安な人、参考にして下さい。
やっぱり大学に行けない…腹痛に悩む大学生
ある20歳の大学生は、最近学校に行くことができていません。
問題となっているのは、朝決まった時間に起きることができないことと、午前中の間続く腹痛です。
最近は朝寝坊が特にひどく、目が覚めると12時頃だったということがよくあり、その後トイレでしばらく時間を過ごした後、だんだんとお腹の痛みが和らいできて、夕方には体調が良くなります。
特に、学校で、スピーチやプレゼンテーションがあるときなどは腹痛が特にひどく、学校に行くことができません。
少し早めに目が覚めたとしても、学校でそれらの授業があると考えるだけで、お腹の痛みがひどくなるように感じますし、今日はもう学校には行けないとなると、腹痛が和らいでくるように感じることがあります。
そうすると、自分はもっと強くならなくてはいけないと感じ、罪悪感が一日中消えません。
このように、大学に入ると授業の内容にプレッシャーを感じたりするトラブルがあります。
また、サークルの活動も活発になり、サークル仲間と時間を過ごしたり、飲みに行ったりするなど濃い関係を持つことがプレッシャーだと感じる人も多くいます。
もともと起立性調節障害の症状を持っていると、こういったプレッシャーによって、症状が悪化し、学校に全くいけなくなってしまうということがあるのです。
起立性調節障害に向いてる大学は?
そんな起立性調節障害を抱える学生たちが今注目しているのが、通信制の大学です。
ただし、従来の通信制大学はある程度、学校に行って皆と一緒に授業を受けるスクーリングをしなければなりませんでした。
しかし、重度の起立性調節障害になると、その授業に出られないことがあったり、皆と一緒に授業を受けることに過去のトラウマからプレッシャーを感じたりすることがあり、続けられない学生が多くいました。
それで、最近はスクーリングのない通信制大学が増えてきており、多くの学生がその取り組みを支持しています。
それらの通信制大学の特徴は、科目試験もインターネットで受けることができますし、きちんと単位を取っていけば、通常の大学卒業資格を得ることができるということです。
このような大学のシステムができた結果、起立性調節障害などの病気を持った学生だけでなく、働きながら学びたい人や、子育てをしながらも大学に行きたい主婦たちが入学するようになっており、その生徒の種類は多様です。
ただし、この通信制大学は比較的入るのは簡単ですが、卒業するのは難しく、卒業率が高い学校でも、60パーセント後半、もしくは50パーセント前後となっています。
つまり、スクーリングがない分、きちんと自分で計画を立ててこつこつ勉強をしていかないと単位が取れないと言うことです。
通信制の大学に進学しても、学士の称号は得られる!
通信制大学にはいろいろな種類があり、保育士の資格が取れたり、図書館司書になれたり、幼稚園や中学校などの教員免許を取れたりするところがあります。
ある通信制大学では、インターネットを通じて学習をサポートしてもらえたり、きちんと単位を取っていけば学士の称号が取得できたりします。
さらに、働きながら高い専門知識を得たい人向けの通信大学もあり、流通マーケティングや経営、会計の専門知識を学んで、公認会計士や税理士を目指す生徒が600名以上在籍している大きな学校もあります。
それぞれの大学ごとに、資格を取ったり単位を取ったりするシステムや期間が異なりますし、スクーリングの種類やインターネットによる学習サポートの形態も違うことがあるので、いろいろと比較しながら魅力的な学校に決めるようにしましょう。
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