あなたは、朝礼の時など、ずっと立っていると、気持ち悪くなることはありませんか?
酷い場合は、立っていると吐き気や貧血、動悸を感じて、朝礼で倒れることもあるかもしれません。
でもこんな風に、ずっと立っていられない方は多いです。
小学生や中学生だけでなく、高校生や大人になっても、立っていると倒れそうになる人も多いんです。
そして実は、立っていると気持ち悪くなってしまう原因が、病気の場合もあります。
この記事でご紹介しますね。
朝礼はいつも倒れそうになるから、すぐに座ってしまう
中学3年生の女の子は暑い時期になると、朝礼のときによく気分が悪くなってしまいます。
今日は暑いのでちょっと危ないなと思って、朝礼のときにとりあえずは列に並んだことがあるのですが、頭がジンジンしてきて、目の前が真っ暗になり、失神してしまいました。
気がついたら保健室のベッドの上にいて、担任の先生や友達がかなり焦っていたのを覚えています。
それからは、暑い時期の朝礼は最初から後ろの方に座ったり、体調不良のときには保健室で聞いたりするようになっています。
周りとは違う行動をとっているので、仲間はずれになってしまわないかと親や先生は心配してくれますが、今のところ友達も心配してくれているので問題はありません。
ただ心配なのは、午前中に体調不良のことが増えてきているように感じることです。
これでは、受験勉強にも身が入らないですし、高校生活が始まったら慣れるのに時間がかかってしまいそうです。
行きたい高校は電車で30分くらいかかる少し遠いところなので、朝早く起きる必要があります。
でも、暑い時期は朝にベッドから起き上がるのだけでもとてもつらく、時間がかかってしまいます。
ときには吐き気がひどくて、1時間目の途中から授業に参加することもあるほどです。
なんとか、原因を突き止めて対処していきたいと思っています。
立っていると気持ち悪くなるのは、貧血だと言われたけど…
20代後半の女性の方ですが、小学生の低学年の頃から、長い時間立っていることができず、長い朝礼の時などは必ず気持ちが悪くなってしまい、しゃがみ込んでしまっていたようです。
特に4月からの暖かくなる時期になると、気分が悪くなったり、頭がジンジンしたりする症状が悪化すると感じていました。
中学生になってからも、同じような状態が続き、周りからは貧血がひどいんだねと言われていました。
ただ、午前中の授業の間は座っていても頭が痛くなることがあったり、神経がぴりぴりしたりして、視界が狭くなり、気持ちが悪くなってしまうことがありました。
ときには保健室で横になって気分を落ち着けて、その後再び教室に戻るということもありました。
高校生のときに電車通学だったのですが、20分ほどの電車に乗っている間によく気持ちが悪くなっていました。
朝の通学時は混んでいるので絶対に座ることができません。
それで立ち続けていることがつらくて、時々各駅電車に乗り換えて座っていくことまでしていました。
今、大人になり、妊娠初期となっていますが、倒れる事になってしまう症状が強く出ていて、1時間くらいでも座っていることがつらい状況です。
ずっと立っていられない病気って?
このように立ったり座ったりするのがつらかったり、朝礼などで立っていると気分が悪くなって倒れる事になってしまう病気の原因として、カリウムが体の中に多すぎるという原因が考えられます。
カリウムが過剰に体内にあると、神経伝達がうまくいきません。
脳が足を動かそうとして、指令を送ったとしても、神経の伝達経路をカリウムが邪魔して、足の筋肉がうまく動けません。
その結果として、ほかの手足の部分に力が入ってしまいます。
このカリウムというのは塩分とバランスをとってこそ体に益をもたらしますが、カリウムの量が増えてしまうと、足に力がうまく入らずに倒れる事になってしまうことがあるのです。
ただ、手足に力が入らないだけでなく、吐き気がしたり、頭痛がしたりする。
もしくは夜は元気だけど朝になるとどうしても起きれないなどの症状がある場合には、カリウムだけの問題ではなく、起立性調節障害の可能性を考えることがいいかもしれません。
この起立性調節障害は本当に学生さんの間で多いのですが、ちゃんと対策方法はありますよ!
詳しい症状や対策方法は以下の記事でご紹介しているので、ぜひ読んでみてください。