朝起きれない原因の一つに、低血圧があります。
確かに低血圧は、朝起きれませんよね。
でも実は最近、低血圧ではなくて”起立性調節障害”で朝起きれない中学生・高校生が増えているんです。
ちなみに起立性調節障害は、中学生や高校生と比べると少ないですが、大人でもなる病気ですよ。
この記事では、起立性調節障害の特徴や、朝起きれない理由、そして対策方法をご紹介します。
朝起きれない、やる気が出ない人の参考になると思います!
低血圧で朝起きれない?こんな症状もありませんか?
起立性機能障害は、別名を起立性低血圧とも言って、朝など低血圧になることで起きれない等の症状を起こします。
でも起立性調節障害は、ただの低血圧とは違うんです。
症状としては低血圧の他に倦怠感や集中力低下、入眠しづらかったりめまいをおこしたりします。
頭痛や吐き気が起こることもあるので体がだるく朝起きれない状況になっているのです。
このような状態だと無理して起きて学校に行ったとしても立ちくらみを起こして倒れたり、保健室へ直行という事もあります。
起立性調節障害だと認知していない場合は、親も先生も子供のわがままでこのような症状が起こっていると思いがちです。
病院に行って調べても血圧が正常なので起立性調節障害と診断されない事もあるかもしれません。
しかし、子供さんは具合が悪いのですし朝起きれなくて学校などに支障をきたすこともあります。
不登校の原因になることもありますので、親も学校もきちんと起立性調節障害を理解して必要な処置を取らなければならないのです。
朝起きれなくて、中学生や高校生の不登校の理由になっている
中学生も高校生も不登校の子供が問題になっていますが、中学生では9万人以上、高校生では5万人以上が不登校だと言われています。
これらの不登校の子供さんの理由の中には、いじめや人間関係などもありますが、多いのが朝起きれないというものです。
親からすれば子供さんの仮病とか体質と思っている人もいるでしょうが、起立性調節障害の症状で来れない場合もありそうなんです。
なぜなら、起立性調節障害は、低血圧ばかりではなく眠れなくなったり朝から具合が悪くなることが多いからです。
起立性調節障害という病気さえ知らない人が多いので正しい処置ができず学校に行けないような状態になっているのかもしれません。
低血圧だったり、貧血だったり、起立性調節障害のような病気が原因で朝起きれない状態になっているかもしれません。
できれば、個人病院より起立性調節障害で有名な病院や総合病院で調べてもらうようにしてください。
自分の意志で学校に行かない不登校ではなく行きたくても行けない不登校は本人的にもマイナスになります。
起立性調節障害の子供の約半数は、不登校になっているという報道もあるのです。
学校に行けないことでどんどんクラスで浮いた存在になることもありますので、親御さんも速やかに病院などへ連れていく必要があります。
低血圧で起きれない人向けの、対策方法は…
朝から午前にかけて特に具合が悪い、頭痛、めまい、吐き気、食欲不振などがある。
脱力感が強く、うつ病に似たような症状がある中高生なら起立性調節障害が疑われる場合もあります。
まだあまり起立性調節障害というのが認知されていない為知らない人も多いのですが、かなりの中高生で発症しているのではと言われています。
だんだん、朝起きれなくなり具合が悪い状況が続くので最初は学校に行きたくないから仮病だろうと考える親御さんがほとんどです。
でも、子供さんはかなり苦しい症状が出ることもあるので起立性調節障害を疑ってあげてください。
起立性調節障害は低血圧の症状ばかりではなく様々な症状があります。
軽い場合は、学校にも行くことができますが、症状が重いと朝起き上がるのさえ難しい場合があるのです。
そうなってしまうと治療するのにも副作用がある薬物を使用しなければならないという事もあるので気を付けなければなりません。
ちょっと様子がおかしいとか、午前中にとにかく具合が悪そうとかでも起立性調節障害かもしれないと思わないといけないのです。
起立性調節障害の対策方法については、以下の記事でご紹介しています。
ぜひ、読んでみてください。