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あなたは朝になると、なぜかフラフラしたり、倦怠感やだるさを感じたりして、起き上がることができないということがありませんか?

その体調不良は午前中の間続いて、ずっとぐったりしているかもしれません。
いざ立ち上がっても、めまいがしてしまうこともあると思います。

体調が悪いため、学校に遅刻してしまったり、休んでしまったりすることもあるかもしれません。

 

そうすると、先生や友達にどう思われるか心配になってしまいますよね。
本当に具合が悪いのに、親からも学校にきちんと行くようプレッシャーをかけられることもあるでしょう。

でも、もしかするとその朝や午前中のだるさは、病気が原因かもしれません。

午前中はずっとだるくて、動けない!

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高校三年生の女の子は半年くらい前から、下半身がどうしてもだるく、ぐったりで午前中はほとんど動けないという問題を抱えています。

なんとか学校に行ったとしても、授業に集中しているのが難しかったり、あまりのだるさのために机に突っ伏してしまったりします。

 

休み時間になって友達と話していても、下半身が重く感じられて、体がフラフラとしてしまい、すぐに座ってしまうのです。

体育の授業も午後にあれば問題はないのですが、午前にあると、少し動いただけで、頭がきーんと痛くなり冷や汗が出てきて動けなくなってしまいます。

次第にはめまいまで感じて、体が勝手に倒れてしまうことも。

 

そうすると、保健室に行ってずっと横になっていたり、体調が悪いときは早退することになってしまいます。

朝目が覚めたときは、頭の中は元気なのですが、体はフラフラで、学校に行きたい、学校に行かなきゃだめだとどんなに頭の中で思っても、体はだるくて、なかなか起き上がることができないのです。

 

学校の先生からも最近は、もういい加減にしたらどうなんだと言われますし、自分でも受験の一次試験が終わり、二次試験が近いためになんとかしなくちゃいけないとは思っています。

この体調が悪いことが原因がなんなのか本当に不思議に思っているようです。

 

朝になると、倦怠感で体がふらふら…

中学校1年生の男の子は、運動が大好きな子供でしたが、最近一ヶ月は体がフラフラして午前中は学校を休んだり、体がだるくて体育の授業を欠席したりしています。

この症状が出る前までは、始まったばかりの中学の部活動に打ち込んで、練習や大会にも積極的に出ていました。

 

特に、週末の大会では、一年生ながら先発メンバーに選ばれたりするほどの頑張り屋さんでした。
しかし、朝に体が動かなくなるようになると、部活動にも出られない日が多くなってきています。

そもそも、学校自体にもいけないことが増えてきて、夜に学校に行って、勉強をしたりしているのです。

 

午前中の間はだるい状態が続いて、体調がいいと午後の授業から出ることができる日もありますが、体調が悪いと午後16時くらいまではベッドから抜け出すことができません。
そうすると、夜に学校に行き、先生から教えてもらったり、友達のノートを写したりしています。

この症状は最近出てきたものですが、考えてみると小学校のときにも突然午前中にフラフラしてしまい、体育の授業中に靱帯を損傷したり、骨折したりしたことがありました。

 

小学校6年間でこの2回だけだったので親も心配しませんでしたが、もしかしたら同じような症状が出ていたのかもしれません。

朝や午前中の体調不良、この病気が原因かも?

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・内臓の病気?
こういった症状の原因は何なのでしょうか。
一般的に考えられるのは内臓の病気です。

例えば、肝炎の場合、最初はフラフラしたり倦怠感があったりして、比較的風邪に似た症状が出てきます。

 

その後は、全身が痛くなったり、腹痛になったり、下痢や吐き気など消化器系の症状が出てきます。
さらに、体が十分なビタミンB1を作り出せない、潜在的ビタミンB1欠乏症ということも考えられるでしょう。

好き嫌いの多い食事をしていたりすると、体に必要なビタミンB1が不足して、体がだるくなったり、動悸息切れがひどくなったりします。
さらには、膵臓で作られるインシュリンの分泌が不十分になってしまう若年性糖尿病などの原因も考えられます。

 

しかし、午前中のフラフラした感覚や倦怠感に加えて、お風呂に入っているときに気分が悪くなったり、夜寝付けないなどの症状があるなら起立性調節障害と考えることもできるかもしれません。
以下のどれかの症状にも心当たりがあるのであれば、なおさらその可能性は高いです。

起立性調節障害の症状2

そして起立性調節障害であれば簡単な対策方法もあって、意外と簡単に楽になれるかもしれません。
詳しくは以下の記事でご紹介しているので、良ければ読んでみてください。

⇒特に朝調子が悪い「起立性調節障害」の治し方はこちら