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子供が夜遅くまでテレビを見続けていたり、ゲームをし続けているのを見ると、なんとかしてその習慣をやめさせたいと思うものです。

小学生や中学生などは身体の成長途中で特にそう思う方も多いでしょう。
しかも、夜遅くまで起きた次の日には、学校に遅刻したり、ひどい場合には学校を休んだりすることがあります。

 

午前中はだるそうにしていたり、気分が悪いと言ったりすることがあるかもしれません。
小さい子供でも高校生になってもそれは変わりません。

では、子供が夜中までテレビを見たり、ゲームをしたりするのをやめさせる何か用意方法はあるのでしょうか。

どうして夜更かししてまで、ゲームをするの?

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まずは、子供がどうして、テレビをずっと見たり、ゲームをしたりしてしまうのかを知るようにしましょう。
例えば、子供は現実逃避をするために、テレビやゲームに没頭することがあります。

学校で、友達からいじめられていたり、部活でレギュラーメンバーから外されて落ち込んだりしているのかもしれません。

 

また、新学期に多いのですが、担任の先生が変わり、新しい先生と相性が合わないのかもしれませんし、成績について厳しい見方をしすぎて、思うような点数がとれずに投げやりになっているのかもしれません。

そういった子供の状況をよく知るようにしましょう。
ただ、子供はそういったことをなかなか話したがらないものですので、まずは一緒に仕事をするようにしましょう。

 

面と向かって話そうとしても思春期の子供は心を開きませんので、男の子なら一緒に車の洗車やワックスがけをしたり、女の子なら料理や縫い物をしたりすることによって、何気ない会話をするようにしたいと思います。

しかも、何気ない会話の中でいきなり子供の悩みを聞くのではなく、友達はみんな元気なのとか、最近の友達は何か悩みを抱えてたりしないのとか尋ねて、まずは友達のことを話させるようにしましょう。

 

そうすると、自分のことではないので話しやすいですし、その後に、あなたはどうなのと聞くと、意外とすんなり自分の気持ちを話してくれるものです。

子供にゲームをやめさせる方法は?

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子供がすぐにはテレビやゲームに走らないように工夫をすることができます。
まず、大切なのは子供の部屋にテレビやゲーム機を置かないことです。

そうするとゲームをリビングでしなければいけないですし、リビングで夜中までテレビやゲームをしていると家族に迷惑がかかるので、早めに切り上げるようになります。

 

また、一日何時間までという規則も作るようにしましょう。
タイマーをセットしておき、その時間になったらやめさせるようにし、もし規則を破ったら1ヶ月はゲームができないなどの罰則をきちんと設けるようにしたいと思います。

しかし、罰だけではなく、その規則を1ヶ月守ることができたら、次の月は15分その時間に追加されるといった、成功報酬を与えてあげることも大切です。

 

そして、ゲームソフトを選ぶときなどは、みんなで遊ぶことができるようなものを買ってあげるようにしたいと思います。

そうすると、一人で遊んでもつまらないですし、友達を家に呼んだり、家族と遊んだりして、ゲームによって協調性がはぐくまれるようになっていくでしょう。

不登校ぎみでゲーム…起立性調節障害が原因かも

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ただ息子や娘がどうしても夜に寝付きが悪く、そのためにテレビを見たりゲームをしたりしていると言うこともあります。

ただ、テレビやゲームが好きだから夜更かししているというよりは、寝られないので、仕方なく時間つぶしのためにそれらを楽しむのです。

 

もし寝付きが悪い状態は長い期間続くなら、起立性調節障害という病気なのかもしれません。
起立性調節障害とは自律神経が上手に働かない病気で、体内時計が正常に機能しなくなってしまうのです。

通常は、朝元気に目が覚めて、夜には体が疲れて、眠くなるという体内時計になっているのですが、起立性調節障害の場合は、午前中までが体を休める時間で、夕方から夜にかけてが活動する時間となってしまいます。

 

この病気には寝付きが悪いという症状以外に、午前中の頭痛や腹痛、または気分がイライラするという症状が含まれます。
そのほかにも、以下のような症状も特徴としてあります。

起立性調節障害の症状2

もしこれらの症状が当てはまるならあなたの息子や娘は起立性調節障害なのかもしれません。
…とはいっても簡単な対策方法もあるので、もしお子さんが深夜までテレビゲームをしてしまうのをやめさせたい場合には、以下の記事を参考にしてみてくださいね^^

⇒子供が夜更かししてしまう「起立性調節障害」とは?