起立性調節障害の子供たちは、普段の学校生活や放課後の過ごし方も、ほかの子供たちと同じようにはいかない場合もあります。
例えば体育での運動や部活、バイトなどです。
この記事では、起立性調節障害が運動部に入って激しい運動をしたり、放課後にアルバイトを出来るのか、ご紹介しますね。
起立性機能障害でも、部活で運動はできる?
中高生で部活動やバイト、クラブ活動をしている人はたくさんいます。
しかし、中高生になってから起立性機能障害になってしまう人も多いのです。
ある日突然というわけではありませんが、朝起きれなかったりだるかったり頭痛がしたりします。
起立性機能障害の特徴として、朝から午前中に血圧が上がらないためこのような症状が起こり、午後をまわるとだんだん回復します。
朝のうちは低血圧で体が思うように動かないということもありますが、学校が終わって放課後辺りは他の子供と変わらなくなるのです。
運動部などでは試合などで朝から行う事もあります、このような場合、起立性機能障害の子供は調子が悪いという事もあるのです。
特に激しい運動をする部活動は、低血圧の子供には向いていない場合もあります。
医師によってはあまり運動部の活動を推奨されないような場合もあります。
起立性機能障害の症状が重いようならば無理な場合もあるかもしれませんが、本人が続けたいなら対策はあります。
まず、部活動の先生に理解してもらう必要があります。
次に主治医の先生に相談して必要ならば薬物治療をしてもらいます。
部活動やクラブ活動もれっきとした社会生活ですので支障を出さない為にはある程度の薬物治療が必要になる事もあるのです。
起立性調節障害に向いている部活やバイトは?
部活動やバイトを起立性機能障害の子供さんがするなら、朝練等が無いものがおすすめです。
朝は、どうしても低血圧の症状が強く出るのが起立性機能障害の特徴です。
朝、起きれないだけではなく頭痛や吐き気、腹痛まで起こす子供もいます。
食欲不振で朝食が食べられないという事も多いので立ちくらみも起こしやすくなります。
そんな状態では朝の練習は辛いのです。
バイトも朝行う新聞配達などは起立性機能障害の子供には向いていません。
運動部も陸上やバスケットなどかなり体力が無いとできないような部活動は向いてない場合もあります。
起立性機能障害の症状が軽ければ運動部も大丈夫ですが、文化部などなら無理せず続けられるものもあるので検討してみて下さい。
例えば、学校の部活動にこだわりがなければ帰宅部になって、夜行われるクラブ活動に参加するのも良いです。
夜なら起立性機能障害の子供も元気になっていますし、夜運動することで早く寝て朝も若干起きれるようになることがあります。
バイトも夜1時間から2時間位無理が無い程度のものならOKです。
必要な睡眠時間を取らないと朝起きれない原因になる事もありますので、夜遅くまでのバイトなどは避けて下さい。
それでも、部活の朝練やバイトをしたいなら…
部活動やクラブ活動、バイトをするにしてもできれば起立性機能障害であることを先生や周りに理解してもらっていた方が良いです。
例えば、運動部で朝練があるような場合でもきちんと顧問の先生や周りの人に起立性機能障害の事を話してみる事が肝心です。
やりたい部活があるのに最初から起立性機能障害だからとあきらめてしまうのは良くないからです。
ただ、周りも朝練だけ行かないとなると風当たりが強くなるのは目に見えています。
毎日、朝練があるような部活はできるだけ避け自分ができる範囲にするのも自分の体を守るための方法です。
起立性機能障害は低血圧だと簡単に考えていると大変な事になる事もあるからです。
周りが理解してくれなくて無理して運動などを続けると起立性機能障害の症状が重くなったり最悪の場合他の病気を併発してしまいます。
何度も朝練の時に倒れたりしたらかえって迷惑になるので自分のできる範囲でクラブ活動やバイトをすることが良い場合もあるのです。
必要なら病院でも薬物治療も行えますが、副作用の危険があるお薬もあるので自分の体と相談しながら部活を行うかどうか決めて下さい。
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楽しい学生生活を送れるとよいですね^^