起立性調節障害という問題を抱えている場合、今の中学では、病気にあった学校生活を送っていくことが難しいと感じることがあるかもしれません。
担任の先生をはじめ、校長先生など学校関係者から病気についての理解を得られなかったり、友達からいじめられていたりする場合に、学校を変えることを考えることがあるでしょうか。
そうすると、起立性調節障害という独特の問題があっても、それを受け入れてくれて、サポートしてくれる学校がいいと思いますが、そのような中学校はあるのでしょうか。
まずは、中学校の学校生活でよくあるトラブルについて考えてみましょう。
起立性調節障害の中学生が、学校で受けるトラブルは…
起立性調節障害の子供を持つ親たちがよく不満を持つのは、子供が頑張って朝起きて学校に行ったのに、担任の先生から冷たく接せられたり、保健室で授業を受けたとしても放っておかれて、何のケアもないということです。
起立性調節障害の場合、午前中に支度をして、出かけるというのはすごいことで、褒めるべきことなのですが、理解のない先生の場合は、仮病を使っているとか、甘えていると考え、あまりサポートをしてもらえないことがあります。
特に、保健室で授業を受けたり、休んだりすることが多い場合は、そう感じるようです。そんなときは、親と先生がよくコミュニケーションをとり、目標を決めるようにしましょう。
例えば、保健室から教室に行って勉強することを目指すのか、保健室でもほかの場所でもいいので勉強自体を続けることを目指すのかを考えましょう。
もちろん目標がすぐに決まらないケースもありますが、そんなときは親も先生も今は様子見の期間だという共通の意識を持つようにしましょう。
起立性調節障害の中学生が過ごしやすい中学校って?
起立性調節障害と言った特別な問題と戦っている子供や、それ以外の特殊な問題を持った子供たちをサポートしてくれる学校や仕組みというのはいろいろあります。
例えば、フリースクールというものがあり、一人一人の学習をしっかりサポートしてくれる学校があります。
起立性調節障害になった場合に、遅刻している期間や、学校にいけなかった期間が長いと、学習のレベルがほかの子供たちに比べて遅れている場合があります。
そんなときに、ほかの子供たちと一緒に勉強するよりは、一人一人に課題を与えて勉強するフリースクールが良いでしょう。
フリースクールによっては、学校に行って、教室の中でそれぞれに自由に勉強させるところもあれば、教師が家に来てくれて、勉強を教えてくれたり、サポートをしてくれたりする学校もあります。
基本的に、フリースクールの目指すところは個人個人がやる気を持って、自分で少しずつでも前に進んでいく気持ちを育て、それを維持すると言うことです。
フリースクールに行ったとしても、高校に問題なく進学することができます。
卒業後の進路指導をしっかりとしてくれますし、普通高校の進学を助けてくれたり、通信制高校や定時制高校なども紹介してくれます。
それぞれのメリットとデメリットをよく知っている専門家がたくさんいるので、それぞれにあった選択肢を提案してくれます。
「デモクラティックスクール」もある
あまり耳慣れない言葉ですが、デモクラティックスクールという仕組みも最近は注目されています。
この学校はフリースクールと似ているのですが、大きな違いは学校側がルールを決めるのではなく、生徒と先生が対等な関係でルールを一緒に作っていけるというところです。
生徒は、先生と決めたルールの中で自由に行動することができますが、そのルールをきちんと守っていかなければならず、この取り決めによって責任感を育てていくことができます。
しかし、デモクラティックスクールは中学校卒業の資格を取ることができないので、高校進学を希望するときには、中学校卒業程度認定試験を受ける必要があります。
しかし、自発的に勉強することを身につけた生徒たちは、ほとんどの場合に、進学先でほかの子供たち以上の成績を収めています。
起立性調節障害の子供でものびのびと学べる環境は必ずありますので、よりよい選択肢を選んでいきましょう。
※ちなみに、私たち専用のドリンクもあります
中学生でも飲める、私たちのような朝に起きれない人専用の栄養ドリンクもあります。
少し値段は高いのですが、私の娘(高校生)も今では自分から「今日は調子が良いから、学校行ってみるね」なんて言ってくれる日も増えてきました。
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